名前:カーミラ   picture log》   

外見年齢:23。

武器:薔薇の魔力

主語:私(わたくし)

好きな事:女性。チョコレート。晴れ。

趣味:ウィンドウショッピング、食べ歩き、日中散歩








<設定>
 
 極稀な生来からの吸血鬼である真祖。
吸血鬼としては唯一、人間を愛し側に立つスタンスを公言している
特異の立ち位置に属する貴人。
吸血鬼にしては人間的な雰囲気を漂わす変わり物と呼ばれている。

 悪質な行動にでる吸血鬼を処理し
同族内でその名を轟かせパワーバランスに大きく影響を与える一人。
吸血鬼に害を為す「ダンピール」であるレイヴァンの主人となり彼を導く。


<用語説明>

「魔力」
 血のシンボルとされる薔薇を象る魔力の性質を持つ。
変幻自在に舞い散る花弁を操る
赤い魔力の輝きを放つ通称赤薔薇、
そして常に自らを花弁へと変えあらゆる攻撃を無効化する
完全な不死性を誇る固有の魔力である青薔薇を扱う。
花弁に変じてどこにでも現れ
その身に傷を付ける事事体が容易では無い強力な吸血鬼。

「真祖」
 どの爵位にも当てはまらない極稀に存在する吸血鬼の称号。
人間から成る吸血鬼とは違い生来からの吸血鬼を指す。
力は強大で日光でも日傘である程度防備していれば
出歩けるという通常の吸血鬼とは違った大きな特異性を持つ。


「性格」
 高位の吸血鬼という事で女性的で品のある貴婦人。
吸血鬼の間ではその力で畏れられもするが
人間への相手では一転して
茶目っ気がありフランクに接してきもし、逆に困惑させたりもする
吸血鬼の頂点とは反したイメージがある吸血鬼で
人に憧れを持ち関わる事に楽しみを見出す変わり者。

 人の人生を介さない真祖という
感覚的に通常は人間の規範に疎い特性なのにも関わらず
逆に人への興味が尽きず、長年人間と寄り添った末に
一見ヴァンパイアとは感じさせない豊かな人間性を獲得している。
 大抵有名なチョコ会社製の高価なチョコを忍ばせており
場を和ませる為に声をかけると共に差し出してきたりと気さくな所も。

「行動」
 吸血鬼のスペックとしても真祖由来の圧倒的スペックであるが
最上位の力故に他の吸血鬼に行動が気取られる事や
現代では機器の発達により人間の探知の手も多く
昔の時代ほど十全で安易に行動は出来ない。
本人は「不用意に人間を驚かせたくない」として
上位吸血鬼の能力の一端としての「分霊」によって力を分割した姿を形成し
所々に好き勝手に現れる。

「対人関係」
 人間には大体友好的で、
物腰は゛レディ゛と言うに相応しい立ち振る舞う。
゛吸血鬼カーミラ゛の逸話通り
特に女性に対し好意的ではあるが
それ故に女性への扱いには本人なりに高い矜持を掲げており
年齢・性格・身分問わず人間の女性ならば誰であろうと
むしろ紳士的に接し、丁寧な物腰で対応している。
男性相手へも特に雑に扱わず
気安い物言いが多く人間全般に友好的。
 ちなみに自身や女性の吸血鬼は「怪物」であって
「女性」には含まれていない見解で人に害を及ぼす者なら容赦が無い。
 
「チョコレート会社」
 その長い時の活動の一部として
大手のチョコレート製造会社を立ち上げ
高価格高品質の高級志向のチョコの会社として名高く
更に社の方針として頑なに女性向けを強く押し出しており
一躍女性のチョコとして有名な会社の主でもある。
と共にチョコは吸血鬼間で
最も血の風味に近いとも言われ
カーミラ自身が監修したある購買層向けのチョコも
社を支える謎の支持層があるとされる。
一部の吸血鬼の間では口寂しさを紛らわす代変え品として扱われ
特にホットチョコレートが人気。

 その資金でヴァンパイア関連の企業のスポンサーをしていたりと
積極的に対吸血鬼の機関に援助をし
業界に影響を及ぼす程に裏では手を伸ばしている。
 おおむね人間社会に縛られない吸血鬼ではあるも
カーミラ自身は衣食住とを非常に人間寄りに好んでいるので
館の資金やレイヴァンの騎士としての対価も
そこから出ている。

「レイヴァンについて」
 レイヴァンの父であるドラキュラ伯爵とは知人と語る。

そのヴァンパイアのみならず人に対しても圧倒的な被害を齎す「ダンピール」故に
悪質に育ったならば自らの役割の下に処理するつもりだったが
決闘の末、レイヴァンの人間に対しての矜持に
己と通じるモノを感じ、騎士として招いて
吸血鬼の在り方身に付けさせる事に。

「キャロルについて」
 10年前にレイヴァン捜索中の折、出会えたのは
偶然迷子の幼いキャロルの相手をしていたのが切っ掛け。
兄弟との敵対によるレイヴァンの精神を好転させてくれた事に感謝し
後にヘルシング家に引き取られたのはカーミラが手を回した為。
 潤沢な資産により普通の人生でも
吸血鬼の道に踏み出すにも最適な環境であり、ささやかな礼として
今代の世継ぎをつくる気がなかったヘルシング家に提案する流れとなる。

「リヴィエールについて」
 「最上の贄」という不遇な境遇から保護する為に
吸血鬼から決闘の末に奪い取った。
 人間らしく望むままに人生を送らせたく非常に可愛がっているも
リヴィエールの無感情な性格の為冷淡に返される。
本人の要望として従者としての生き方しか知らない為にカーミラの館にて日々従事している。

「ヘルシング家について」
 ドラキュラが目をかけ、その紹介により何代も前から付き合いがある一族。
ヘルシング家は共通して吸血鬼の探究が目的で敵対心が低い為
代ごとに友好の程度はあれ付き合いを持つ。
 キャロルには秘密裏にキャロルの養父であるジェームズとも交流があり
キャロルの保護を頼んだりと個人的に信頼している。

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