グラーク=バルム=ゴルゴンゾアー三世(18)   picture log》

身長:157㎝

特技:鉄鋼術
   工房班用スナイパーライフル。
   精鉄。鍛冶。武具製作。整備。

趣味:鉄探索。

好き:鉄。
   剣・鎧などの武装の構造鑑賞。

嫌い:自分の興味外の話題。

日常護身用武器:小型の銃


<用語説明>

●「鉄鋼術師」

●「工房班」

●工房班式レバーアクションライフル


「概要」

 高名な鉄鋼術師の家系の出であり
その家名は名高く、ゴルゴンゾアー家が解明し独自に秘匿している
秘蔵の数種もの高位魔物鉄の精鉄法を保持しており
鉄鋼術師の大家として多くの財を成している。
 その家を飛び出し
帝国の主導の最先端の鉄の神秘を探求する
研究機関「工房班」に所属する。


 鉄鋼術の名家からの幼い頃よりの
学術的資料や鉄が身近にある生活からなる
変人染みた呆けた様なマイペースさだが
難解な鉄の精鉄から武具への作製技術と天才的な技巧を持ち、
工房班に所属したのも更なる多方面への鉄への技術の獲得と
そして何より獲得難度が高く滅多に手に入り辛い高位魔物鉄を
強力な騎士が持ち帰り、直に拝め・加工させて貰うのを期待しての事。

 眠たげかつ所々とぼけた様なリアクションを取る口調で
常識も解っているかどうかも怪しいが
社交性と引き換えに才能に全て振った様な様相の精神性の持ち主。


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「性格」
 魔物の素材を精鉄する「鉄鋼術師」の出ではあるが
鉄を更に洗練させる武具製作などの鍛冶技術へも興味を強く持ち
最先端の鉄材技術のメッカともいわれる工房班へ飛び出した。

 鉄の味が好きなのか
作業に集中する時などの口寂しい時はネジを咥えており
煙草の様にポケットに数個忍ばせている。
魔物鉄を舐める事によってある程度種類と鉄の配分を
判断できる特技を持ち、
そのせいか高ランクの武装を見ると手触りは元より
舐めたがるというという奇行もしばしば見られる。
 間延びした様な口調や趣味優先で興味無い場面は寝ていたりと
自由奔放かつ尖った才気のキワモノな為に大抵の人はグラークを持て余す事が多い。
 こういうとぼけた様な有様だが
祖父の代より鉄鋼術師として財を成しているので
家に帰れば屋敷のお嬢様でもある。


「仕事」
 工房班では武装の製造まで一手に仕上げる為に
鉄鋼術の他にも多種の服飾加工・鍛冶・戦闘サポートなど多岐に部門が存在し
得意分野に合わせ数種の部門を受け持つのが通例だが
グラークの場合は武装の製造の全てに携わりたいからか
殆どをかけ持ち、武装の問題も
一人で全行程を管理出来もする技巧を持っての
ローズマリー、及びロイ隊の装備管理も担っている。

 とはいえ基本的には鉄への偏執が強いので
鉄鋼・鍛冶を主な担当としている。
服色系は主に鎧に使われる裏地などを
作成する為に習得している意味合いが強く、
鉄関連へ傾ける情熱と比べると服飾のみへの興味は割と薄い。
又、工房班が魔物素材を収集する際の
黒鉄騎士団に付いての銃を持ちいた戦闘サポート行動もそれなりに行え、
工房班で変人ぶりと才気を発揮する事となる。


「戦闘技術」
 鉄塊だけには留まらず加工された
剣や鎧などの武装の類も鑑賞する趣味を持ち
どんな工夫や性能を持っているのかへも興味が深い。
高価な魔物鉄による腕の良い職人の武具にも齧り付く程の反応を示し
グラークも自身も又工房班用のスナイパー仕様ライフルを扱っているので
やはり銃に対しても同様に興味が深く
作製から整備に調整と細かく施している。
 ぼやっとした雰囲気は戦闘時でも相変わらずで
どんな時でも平然と慌てず
高い命中精度と滑らかに装填を行う。
 

「身体能力」
 高い身体能力を持ち得る肉質の素養を秘める高い因子(裏設定参照)保有者ではあるも
本人は戦闘をやる気が無く訓練をうけてはいないので
高い戦闘能力は自体は有しては居ない。

 しかし工房班において
より魔物鉄を強力な力で打ち鍛える為の
因子持ち専用の「大槌」の打ち手を担い、鉄を長時間鍛え抜いているので
鍛冶作業に従事する事によっての
ある一定部分の膂力のみは資質を引き出しており
単純な筋力のみに関しては以外と高い部類に入る。


「工房班戦闘時」
 素材の解体はやはり騎士団だけでは
重要な部分を損ねてしまう可能性が出るので
工房班が自ら吟味する必要もあり、
又運搬も相応の運搬車が必要なので棲息地に工房班も赴く必要がある。
 騎士団が掃討した後のルートを辿るので
ある程度の危険は軽減されるがやはり有事の事態での対処や
拠点からある程度の範囲での有効射程内なら
黒鉄騎士団への援護射撃による周囲の掃討や道具によるサポートも出来るので
工房班も少々の戦闘サポートも受け持つ。


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■仲間内での交流

●<ローズマリー>

 同年齢で互いともに才気に溢れ
グラークは更に良い鉄を、ローズマリーは更なる魔物と出会う為と探求心が高く
ローズマリーがいい素材を持ってくれる有望株と期待し
ロイ隊の整備を専属に担う班に加入する。
呼び方はマリーと呼ぶ。
ローズマリーの癖等を把握し勝手に彼女仕様に微細に調整したりと優秀。
 両者とも専門的な知識が深いが
あちらは生物、此方は鉄に執心してるせいか
一方の深い話となるとどちらかが興味を無くし会話が終わる。
しかし魔物の生態的には鉄への話題も外せないので
部分的に合う話では両者とも結構盛り上がれる。
お互い内心変人がっている。



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